[postfix-jp: 300] メールの送信が繰り返される

[masatoshi.aoyama@xxxxxxxxx (青山 雅俊)]

青山です。　	(やや長文ですみません)

勤務先内で、同一サーバ上にメールボックスを持つ数百名に宛てて、同報の
メールを送信するような、やや重たい事を行う際だけなのですが・・・

配信開始から暫くしてから、既に一度配信が終わっているユーザに対して、
2度も3度も同じメールが繰り返し送られるという現象が起き、原因が分からず
困っています。

送信時の宛先指定としては、数百名個別にアドレスを書くのではなく、

everybody@example.com

のような同報用アドレスを使用しています。アドレスは送られたサーバ上の
エイリアスで以下のように展開されますが、重複している事はありません。

/etc/postfix/aliases:
	everybody:	eigyo1,eigyo2,eigyo3,eigyo4
	eigyo1:	:include:/etc/mail/include/eigyo1	
	eigyo2:	:include:/etc/mail/include/eigyo2
	・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・	
	・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・	

早朝のように、トラフィックの少ない時間帯にはほとんど現象は起きませんが、
日中に行うと、各クライアントからの受信処理と重なってか、配信が deferred に
なる事が多くなります。

May 18 15:00:30 hogehoge postfix/local[25744]: [ID 197553 mail.info] 83ED515554: t
o=<taro@example.com>, orig_to=<everybody@example.com>, relay=local, delay=2076,
 status=deferred (cannot access mailbox /var/mail/taro for user taro. unab
le to create lock file /var/mail/taro.lock: File exists)

そのまま収まるのを待っていると、(古いログがないので、昨日の場合だけですが)
ちょうど３０分経過した辺りから、既に処理の始めの方で送信が完了しているユーザに
対して、再び送信が行われ始めます。(まるで再度同じメールを送信し直したかのように)

そうなると、余計にサーバが混雑し始め、暫くすると3度目の配信が始まると
いう感じで、これが繰り返されます。

３０分というのが気になったのですが、Postfix の設定の中に、直接“３０分”を
意味するようなパラメタ(30m、1800s 等)がなく、他のパラメタとの関連かと思ったの
ですが、把握できてません。

ローカルな展開の中で deferred になったユーザに“のみ”、一定時間後に再度送信が
試されるような動作を期待しているのですが、このように同報用アドレスを使うような
場合は everybody@example.com 自体に対して、リトライされてしまうものなのでしょうか？
( 別のサーバからのコネクションが deferred した場合なら兎も角 )

同様な現象を経験された方はいらっしゃるでしょうか？　Postfix のバージョンは 2.0.16 です。

よろしくお願いします。
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