[postfix-jp: 1447] Re: メールスプールの扱い

["Yuko Masui" <arara111@xxxxxxxxxxx>]

桜根様

：Maildir 形式は、おそらく qmail がそうなっているから、Postfix でも
：同じようにしているでしょう。qmail は mbox 形式の場合でも各ユーザの
：Homeディレクトリィを使うみたいです。(だったはず。記憶が…)

私も聞いた事があります。Maildir形式は、qmail作者の方が提案された形式
なのでqmail標準となっていると聞いた事があります。


：>こういった設定を行なうと、何か問題があるのでしょうか？
：特に問題は無いと思います。パーミッションに気をつければディレク
：トリィはどこでも大丈夫でしょう。

ありがとうございます。現在参考にしている書籍では、home_mailboxと
mail_spool_directoryを同時に設定されているのですが、目的を考えると
同時に設定するのは二重設定みたいで、おかしいなぁと思っていたのです。


：/var/ 配下と Home ディレクトリィとで困る(?)事があるとすれば
：quota 関係かと思います。

以前のMLの内容も拝見させて頂きました。
Postfix自体の機能で行なうなら、mboxしか選択は無いですね。
Maildir形式を使用したいなら、パッチの情報も拝見させて頂きましたが
基本的には、OSで行なうようになるようですね。

courier-imapを使用すれば、独自の方法でクリア出来そうですが
今回はdovecotを使用する事を考えていますので、ファイルサーバの
ユーザとメールユーザは別アカウントで処理する事で、切り離して
考えて、quotaについてはクリアしようと思います。
（メールアカウント作成時に、対象ユーザはメールユーザグループ
　に入れておき、/homeに対してグループquotaをかける。）


：再インストールでは無く、パーティションの切り直しだけではダメですか?
：私の場合は、仕事で利用が多いので、さすがに最初に設計作業を行います
：ので、パーティションの問題で困る事はありません。

はい、最初の設計に問題がありました。
パーティションの配分は、将来的な部分も考慮するとなかなか難しいです。


野々村様

：OSにデフォルトでインストールされているコマンドで/var/spool/mail配下の
：ファイルをmbox形式と仮定して扱うようなものがあったりしないでしょうか?

仰るように、決め打ちで場所指定される場合もあると思います。
従来からの、暗黙の了解的な部分も大きいのでしょうね。


神戸様

：> Maildir は postfix の標準機能での quota が効かないので、OS の quota
：> 機能を使う必要があり、その場合は Home ディレクトリィにかける方が
：> 他への影響が少ないのでしょう。
：quotaというとOS標準の仕組みと思ってしまいます。:-) (Postfixの標準機能
：は、メールボックスのファイルのサイズを見ているだけです。)

Postfix標準機能で、Maildirへのquotaが出来れば一番良いのですが
こればかりは作者の方の都合次第ですね。
mboxよりも安全面でMaildirの方が優れているようで、スプール形式の
スタンダードになっている様に思うのですが、対応するには、ファイル
、ディレクトリが複数になるのと、ファイルロック等の処理が大変なのかな？


：また、quotaはディレクトリ単位ではなく、ファイルシステム単位での適用と
：なることも注意が必要です。

うっかりディレクトリ単位で考えていました。
今回はファイルシステム自体を分けていますので、支障は無いですけど。
その辺も桜根様の仰る、初期設計に掛かってくる部分ですね。


：難易度はOSに依存する側面がありますが、時間や事情が許すのであれば
：パーティションの再切り分けか再インストールした方が良いでしょう。

それぞれのパーティションのバックアップをdumpで取ってから
一気に入れ替えようと考えています。


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