[postfix-jp:02447] Re: restriction_classes and FILTER

[YAMAGUCHI Takanori <yamaya@xxxxxxxxxxxxxxxxx>]

山口です。

「[postfix-jp:02445] Re: restriction_classes and FILTER」にてIKEDA Nozomuさんがおっしゃるには、
>ドキュメントを見る限りでは、FILTER は header_checks や
>body_checks にしか含まれておらず、sample-smtpd.cf を見ると
>DUNNO, DISCARD, HOLD だけが追加されているようです。

あれ? sample-smtpd.cf や sample-filter.cf にはないようですが、
access(5)、FILTER_README いずれにも記述がありますよ。

>それと、master.cf の smtpd の後ろに -v オプションを付けると
>(-v -v の必要があるかも)、どの制限をクリアしたかとか、
>どの制限に引っかかったかがログに残るはずなので、これを
>参考にされてはいかがでしょうか？

FILTER を認識してはいるのですが、そこで止まらずに
reject_unauth_destination のチェックをしてコケているようです。

smtpd_check.c を追うと、どうやら FILTER や HOLD といったアクションは、
いったんキューに入ったメールをどう扱うかという指定であって、
キューにメールを入れるかどうかの判断とは無関係のようです。
# DISCARD が有効なのはキューイングするかどうかの判断だから。

FILTER や HOLD を指定すると副作用として OK 扱いされることを
期待したのですが、これが勘違いだったようです。メールをキューに
入れるために、別のところで中継許可を出さないといけない、と。