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[postfix-jp:01360] Re: エラーメールの返信先の設定



桜根@FNETSです。

# Postfixで可能か、可能では無いかは別として。

2002/01/23 の 15:10:14 頃 HAYAKAWA Hiroshi さんが書いた
  「[postfix-jp:01359] エラーメールの返信先の設定」
   <<B87482D0.1B8D%hayakawa@xxxxxxxxxxxxxxx>>
     についての返信です。

>存在しないメールアドレス宛にメールを送信した際に
>最終的にエラーメールをユーザーに返しているのは、
>ローカルの(最初にメールを送信したサーバーの)MTAで、
>正しい?設定としては「エンベロープ送信者」に返すのだと
>どこかで読んだ記憶があります。
>(安直に言うと「アカウントをもったユーザー」?)

「エンベロープ送信者」はおそらくSMTPコマンドの"MAIL FROM:"の事
を言っていると思いますが、これは、メールの送信者を意味している
のでは無く、「エラーメールを返信する宛先」を示していると思います。
# RFC的には、"reverse-path" って言うのかな?

という訳で、早川さんの書かれている通り、エラーメールは「エンベ
ロープ送信者」に帰っていきます。

>この foo.com のMTAの設定を変更して、
>user1 にではなく例えばErrors_Toヘッダを設定して
>そちらに返すようにしたいのですが、

私の認識では、Errors_Toヘッダを付けるのはMTAの仕事では無く、
MUA(メールクライアント)の仕事では無いでしょうか?

>意図としては、メール配信システム専用のサーバーにおいて、
>メール送信時にErrors_Toヘッダを設定し、
>送信先のアドレスが存在しない場合には
>エラーメールをそのErrors_Toヘッダに設定したアドレスに返したいのです。
>(メール送信用デーモンを起動するcrontabを設定したユーザー宛ではなく)

とあるので、メール配信システムでErrors_Toヘッダを付けて、メール
送信すれば良いのでは?

ちなみに、RFC822をちょっと見たところ、Errors_Toヘッダの規定は
無さそうなのですが、もし、Errors_Toヘッダを付けたとしても、無視
して「エンベロープ送信者」に返してくるMTAもあると思います。
# Errors_Toヘッダって、Optional-fieldなのかな?


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  桜根 克至 (Sakurane Katsushi)
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[postfix-jp:01359] エラーメールの返信先の設定, HAYAKAWA Hiroshi

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