[postfix-jp: 2472] Re: X-Original-To: は、本当にオリジナル？

[IWAMOTO Kouichi <sue@xxxxxxxx>]

岩本です。

時間がとれたので、ちょっとソースを確認してみました。

On Mon, 08 Jan 2007 11:44:11 -0800
YamYas <yamyas@xxxxxxxxxx> wrote:

> > というわけで、virtual(5)はcleanupで処理されるので、X-Original-Toや
> > Delivered-Toは付きません。

ここ、ちょっと勘違いしていました。
cleanupがキューファイルに書き込む時、オリジナルの受信者アドレスも
記録しています。この情報を元にして、localやpipe等がX-Original-Toを
付けています。
今回の場合、アドレスを書き換えた結果smtp配送になるからX-Original-Toが
付かない事になります。
smtpがX-Original-Toを付けるようになる設定は有りませんでした。
# 見たところ、lmtpもX-Original-Toを付けないようですね
# これはちょっとイヤかも

というわけで、やはりX-Original-Toを付ける為にはlocal配送させる
必要がありそうです。

> >> でも、mysql で Catch All なこともやっているので、実現は難しいかな？
> > 
> > Catch Allな事をやっていてもアドレス拡張は使えると思うのですが、
> > なにか特有の事情でもあるのでしょうか。
> 
> ただ単に私が判っていないだけかもしれませんが、例えば pcre で
> virtual_alias_maps を設定してあるならば、
> 
>   @example.com    user+${1}_${2}@hoge.example.net
> 
> とやってあげれば、user+original_example.com@hoge.example.net
> と展開して転送先に送ってくれて、転送先でオリジナルのアドレス
> が判明するような気がするのですが、mysql で同じこと出来ます？

ああ、Catch Allな事をやっているのは、転送しているサーバなのですね。
mysqlでは多分無理だと思います。
Catch Allな部分はmysqlを使わないでpcreを使うのでは駄目なのでしょうか。

-- 
いわもと こういち(sue@xxxxxxxx/sue@xxxxxxxxx/sue@xxxxxxxxxx)
# なるようになれ、明日もイケイケ♪
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