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[postfix-jp: 2499] Re: バーチャルドメイン構成による domain quota について



岩本といいます。

On Thu, 15 Feb 2007 19:18:52 +0900
gisy@xxxxxxxxxxxxxxxxx wrote:

> 試しにシステムのquotaを利用しバーチャルドメイン毎に別のシステムIDを
> 割り当て実験を行いましたが配送に失敗し
> ----------
> to=<sato@example.com>, relay=maildrop, delay=0, status=deferred (temporary 
> failure. Command output: maildrop: error writing to mailbox. Unable to 
> truncate mailbox. )
> ----------
> といったエラーログが残るのですが即バウンスしてくれず、再送を繰り返して
> しまうようです。
> 希望する動作としては即バウンスだとよいのですが。。。

maildropの終了コードが75(EX_TEMPFAIL)になっているようですね。
Postfixではpipeで起動したプログラムが異常終了した時にバウンスするか
キューに残り再送するかは、プログラムの終了コードによって決まります。

例えば、非常に乱暴な方法ですが、異常終了した時に常に73(EX_CANTCREAT)を
返すよう、下記のようなラッパースクリプト経由でmaildropを起動すれば、
バウンスするようになると思います。

[maildrop_wrapper.sh]
#!/bin/sh
/path/to/maildrop "$@" || exit 73

このスクリプトだとmaildropが異常終了した時は常に73(EX_CANTCREAT)を返すので、
再送して欲しいような他の理由でmaildropが異常終了した時にもバウンスして
しまいますので注意が必要です。
maildropの出力メッセージを元にして処理を分けるようにすればもう少し
まともに使えるようになるとは思います。
# ここまで書いておいてなんですけれど、自分ではこういうアドホックな方法は
# 取りたくないと思います。
# 他にもっとまともな方法が見つからなければ採用するかもしれませんが

あと、procmailでも同じようにして試してみましたか?
確認していませんが、もしかするとprocmailは同じような状況での終了コードが
即バウンスするような値を返すかもしれません。

-- 
いわもと こういち(sue@xxxxxxxx/sue@xxxxxxxxx/sue@xxxxxxxxxx)
# なるようになれ、明日もイケイケ♪
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