[postfix-jp:01302] Re: warning: maildrop/0E6385FE90: No recipients specified

[Yoshihiro Hanahara <hanahara@xxxxxxxxxxx>]

花原@明宏です。

再現しました。


In <20011213195814.3169.RUNNER@xxxxxxxxxxxxxxxx>,
"Satoru.Nishimura" <runner@xxxxxxxxxxxxxxxx> wrote:

> postfix を 20010228-pl05 から 20010228-pl08 に変更しました
> すると、前回のメッセージは消えましたが、Subjectにある
>
> warning: maildrop/XXX: No recipients specified
>
> が繰り返しログに残るという現象に遭遇しました。この XXXの
> ファイルが /var/spool/postfix/maildrop/XXX に残るのです。
>
> ここまでが前振りです
>
> -> 質問！！！
> 皆さんの所で以下のように実行すると再現しませんか？
>
> $ pwd | sendmail


main.cf で、

    soft_bounce = yes

にして、

    # pwd  (#はrootのプロンプト)
    /usr/local/etc/postfix
    # pwd | /usr/local/sbin/sendmail

とすると再現しました。再現した環境は

    FreeBSD 4.4R + postfix-20010228.8_1 (Ports)

です。

/var/log/maillogには、

    Dec 14 08:55:09 foo postfix/pickup[549]: 4499C7643: uid=0 from=<root>
    Dec 14 08:55:09 foo postfix/cleanup[551]: 4499C7643:
	  message-id=<20011214084830.4499C7643@xxxxxxxxxxxxx>
    Dec 14 08:55:09 foo postfix/pickup[549]: warning: maildrop/8B5C77640: No recipients specified

のようなログが 1分毎に出力されます(ログは適当に折り返しています)。
この状態で、soft_bounce = no(というかコメントアウト)にして、

    /usr/local/sbin/postfix reload

すると、エラーメールとして(ダブル)バウンスされます。
そして以後、1分毎のログは発生しなくなります。

つまり、soft_bounce = yes にしていると、キューにそのまんま残って
しまい、リトライしているってことでしょうか???

main.cfのコメントにある、

> # SOFT BOUNCE
> #
> # The soft_bounce parameter provides a limited safety net for
> # testing.  When soft_bounce is enabled, mail will remain queued that
> # would otherwise bounce. This parameter disables locally-generated
> # bounces, and prevents the SMTP server from rejecting mail permanently
> # (by changing 5xx replies into 4xx replies). However, soft_bounce
> # is no cure for address rewriting mistakes or mail routing mistakes.
> #
> #soft_bounce = no

を読むかぎり、ローカルに発生したメールをバウンスしてエラーで返すことは
しない、そしてSMTPでは4xxでリプライする(のでクライアント側のスプールには
のこったままになりしばらくはリトライされる)と考えるのがいいかもしれません。

つまりテスト用なんで、正常な動作と考えていいのでは、とおもった
りします。

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hanahara@xxxxxxxxxxx (Yoshihiro Hanahara)